私たちは、弘前大学の学生で活動を行っている「canvas」です!
自分たちが感じる『行きたい』『見たい』『調べたい』などの好奇心をそのまま、活動に移していく学生主体の団体です。
そんなcanvasの記念すべき第1回目の取材先は…『弘前市まちなか情報センター』です。
弘前城に行くときなど、よく見かけていて、建物の存在は知っていましたが、どのような施設なのか気になっていました。とても興味があったので、取材に行ってみることに決めました。
弘前の学生には必須アイテムである自転車に乗って、いざ出発。土手町の趣きあり、活気あふれる道を通ると見えてくるのが弘前市まちなか情報センターです。
弘前市土手町に2004年4月にオープンし、情報・交流・休息の三つの機能を備えています。市民だけでなく観光客にも利用されている施設です。
「情報発信の場」
施設の中に入ると、多くの掲示物に目が行きました。ここでは、弘前市で開催されるイベントの一覧を独自にまとめたフリーペーパーを作成し、無料で設置しています。実際に、フリーペーパーが設置されているブースを拝見させていただきました。行事をジャンルごとに区別して掲載するなどして、利用者が興味のあるイベントを見つけやすいようになっていました。度々、「載せてください!」と、直接頼みに来る方もいると伺いました。全てが可能というわけではないですが、できる限り応えてくれるとおっしゃっていました。また、場内にはラジオが流れていて目からも耳からも情報を得られます。さすが、『情報発信の場』です!
「交流の場」
弘前市まちなか情報センターは、想像よりも広くて1階にはスタジオ室やカフェ、2階には展示会やミーティング、教室などに利用できる交流室がありました。市民だけではなく、県外の方も場所を借りることが出来ます。そして、4月~12月の毎月第2火曜日には『CHROSS CROSS』というダンスのバトルイベントを開催しています。ダンスに少しでも興味を持ってもらいたい、という思いから始まったイベントです。エントリー費は1000円かかりますが、観覧は無料です。私も「おもしろそう、見てみたいな」と、思いました。この他にも、ここで行われるイベントや展示会、教室などが沢山あります。このように、『交流の場』として市民の輪が広がっていくのが素敵ですね♪
「休息の場」
そして、次に注目したいのは広々とした休憩スペースです。学生の勉強場所や市民の憩いの場として利用されています。また、中央弘前駅が近いことから電車の待ち時間にちょっと寄ったり、親の迎えを待ったり、友人との待ち合わせ場所になったり…幅広い世代に利用されています。1日に平均125人が利用しており、ねぷたまつりの時期など、多いときには約700人もの方が利用するそうです。市民にとっての『休息の場』となっていて、なんだかほっこりしますね♪
「お買い物も!」
そして、1階のカフェの奥には弘前のお土産コーナーがありました。さくらのグッズはもちろん、ねぷたの商品や、弘前市のマスコットキャラクターである『たか丸くん』のアイテムなど多くの品が並んでいました。(私が、取材目的で訪問したのに、様々な商品に魅了され、弘前の素敵な風景がプリントされた絵はがきと、弘前さくらまつり100周年記念バッチを購入してしまったのは置いといて…)
以前は、『ふらいんぐうぃっち』とコラボした商品を販売し、『ラブライブ!』とコラボしたねぷたを展示したりしていました。次は、どんなコラボレーション商品が販売されるのか楽しみですね!
「弘大生との繋がり」
また、取材を続けると、弘大生も弘前市まちなか情報センターに関わっていることがわかりました。弘大のラジオサークルが、施設内のスタジオで収録を行っていたり、お笑いサークルやギタークラブ、劇団なども宣伝のチラシを貼っているそうです。このように弘大生とのつながりも深い施設となっています。
「あなたを待っています」
取材を通して、弘前市まちなか情報センターの職員さんのウェルカム精神がとても伝わってきました。多くの方に利用されている一方で、ここの施設をよくわかっていない方も多いと思う、という話も聞きました。こんな素敵な施設を利用したことが無いなんてもったいない!弘前市まちなか情報センターでは少しでも多くの方に知ってもらい、利用してもらうために、ブログで新商品やダンスのバトルイベントの情報を発信しています。ぜひ、チェックしてみてください。
そして最後に、市民にとってどんな存在になりたいかを聞きました。
「市民にとって情報発信・交流・休息の場となってほしいです。本当に、どんな方でも大歓迎です。沢山利用してください!」
一度、中に入ると広がる休憩スペース。ほどよい音量で流れるラジオのもとで、ちょっと一休み…。「あ、今月はねぷたまつりがあるのか!」と、楽しみに胸を躍らせ、少し奮発してカフェでデザートを買っちゃった。そうこうしていると、友人が「ごめ~ん、寝坊して遅れたぁ」とやって来る。
そんな楽しそうな日々を、記事を書きながら想像していました。
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